今日開催された審査会で、支援先が認証取得しました。

途中、中心メンバーが体調不良で退職されるなど、まる2年かかり、結構手こずった支援先でしたが、無事、目標を達成しました。
ISO認証取得は技術面での作業が中心になると思われがちですが、実は「人」が大切です。FSMSの場合は食品安全チームメンバーがシステム構築の主役ですが、メンバーのモチベーションを高く維持していくこと、作業会議が生産的な議論になるよう持って行くファシリテーターの存在、などが決定的な要素です。こうした場面では中小企業診断士の能力が生かされる場面と考えます。

私が所属する兵庫県中小企業診断士協会では毎年、調査研究事業に取り組んでいます。今年度のテーマは「HACCP制度化における診断士の活用」です。今回、認証取得を達成された企業様に見られるように、専門知識+中小企業診断士の知見を生かす支援スキームを提案していきたいものです。