昨日、補助金は無利子の借入金で、本当のメリットは別にある、と書きました。では本当のメリットとは何でしょうか?

これまで支援してきた企業様からは、補助金に採択されたことに加え「もやもやしていた事業計画が整理でき、すっきりした」という言葉をいただいたことが少なくありません。ここに

ものづくり補助金と並行して登場した小規模事業者持続化補助金の場合はもっと明確で、申請書書式自体が「全体の事業計画」「補助事業で取り組む事業内容」と分かれていて、全体計画のなかで補助事業をどう取り組むのかが評価される仕組みになっています。

ですから、補助金申請書を専門家に依頼するのは良いとしても、丸投げではなく、事業計画をしっかり作り込む作業は社長さん自ら汗を流したいものです。でなければ補助金をもらえてもその場限りの効果にしかならず、運悪く不採択になった場合にはお金だけが出ていくことになりかねません。そんなもったいないことはもう止めにしましょう。