いろいろあった支援先ですが、昨日、初回2次審査が終了しました。出来すぎですが指摘事項は1つ。今月末の判定会議で審査を希望されたので、これから大車輪で是正処置回答書作成に取り組みます。
HACCP制度化が本決まりとなり、私が所属する兵庫県中小企業診断士協会 調査研究事業でHACCP導入支援モデルケース、ISO22000認証へ向けた作業キックオフ、新規にHACCP導入あるいはISO認証取得の説明など、「食」関連の業務が立て続けに入っている8月です。
食の安全は待ったなしの情勢ですが、一方で遺伝子組み換え(GM)食品、種子法廃止など逆行する動きも出てきています。
食の安全は技術的問題に止まらず、食糧主権の問題でもあります。単に食品加工過程での「安全」に止まらず、「農場から食卓まで」安全性をどう確保するのか、そこには複雑な問題が含まれています。TPPをはじめいろいろなFTAで「科学主義」=危険と判断できる科学的根拠がなけれは安全と見なす=反科学主義が忍び寄っています。食の安全をコンサルティングテーマとする当舎としては、こうした問題も踏まえた仕事を進めたいものです。