QMS、EMSが昨年改訂版が発行されたのに続いてFSMSの改訂作業も進んでいます。4月にブエノスアイレスで開催されたWG8では第3次改定案について検討されたとのことです。2017年後半に改訂版発行を目指すようです。

ISO22000は2005年に発行されて初めての改訂です。この間、ISO共通テキスト(付属書SL)が発行され、QMS、EMSはこの付属書に基づいて章構成が大きく変わっています。3次改定案では、これらの規格との整合性に加え、日本が提案したハザードとリスクについての説明(承認済み)、OPRPとCCPの定義(引き続き検討)、フランス提案の8章の構成変更(承認済み)とそれに伴う他の章の構成変更(引き続き検討)がテーマになっています。

改訂作業の状況は

ISO/TC34/SC17(国際標準 化機構/食品専門委員会/食品安全のためのマネ ジメントシステム分科委員会)国内審議団体であるFANICのホームページで随時掲載されています。